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みんなのヘルシア プレイス!

2019.03.21 THU / ON AIR

ゲスト

プログラム

2019年3月21日、春分の日。 心豊かな暮らしをデザインする、様々なエッセンスを「ヘルシア・プレイス」として、シェア!
合言葉は…『パブリック』!

まずはお話伺ったのは、映画監督、河瀬直美さん。
生まれ育った奈良を拠点に映画を創り続けている河瀬さん。2007年、第60回カンヌ国際映画祭で『殯の森』が、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞するなど、その作品は世界各国の映画祭で多数受賞。2010年には、故郷で「なら国際映画祭」を立ち上げ、後進の育成にも力を入れ、2020年東京オリンピック公式映画監督に就任されています。
そんな河瀬直美さんに伺う、パブリックなヘルシア・プレイスとは?『youth世代への想い』そして『故郷のシビック・プライド』。
若い世代に「世界は美しい」「世界は楽しい」信頼すべき場所だよ!と伝えたいんです。想いがあれば、自分でアクセスすれば、世界だって変えることが出来ます。
昨年から「なら国際映画祭」では、中学生・高校生によるYouth審査員部門も設置しました。子供だって絶対に持っている意見交換を大人が関わらずディスカッションしてもらいます。
「なら国際映画祭」はパブリックなヘルシア・プレイスです。奈良だから、自分の故郷だから、奈良を誇りを持って発信するからこそ意味があると思っています。奈良には1300年の歴史があ理、そして新しい扉を開くキーパーソーンが沢山いるからこそ、地元は輝ける。奈良には本物の出会いがある。
本当の意味での国際交流を行いたいからこその『国際』映画祭です。2年に一度の開催にしているのは、1年は海外の監督たちに奈良を拠点に映画を撮って欲しいから。海外の監督が自分たちの故郷に来て撮影することで、地元の人たちは地域の魅力を再発見し、絆が生まれる。その作品を観た地元の奈良の人達に、美しい素晴らしい奈良へのシビックプライドが芽生えて欲しいんです。
故郷へのシビック・プライドが、街を「ヘルシア・プレイス」にしていくのではないでしょうか。

ニューヨークの空き地にコンテナを置いて放送しているレディオ・ステーション『THE LOT RADIO』のファウンダー、Francois Vaxelaire (フランソワ・ヴァクセレイア)さん。
『The Lot Radio』は、コンテナを改装したスタジオから24時間番組を発信。前代未聞となるラジオ局の誕生は、開局当時から世界中で話題になりました。
ローカルDJや音楽家によるレギュラー番組から、ニューヨークを訪れるDJたちによる特別番組まで、ダンスミュージックを中心に、ニューヨークらしい多種多様なサウンドを発信し続け、今年3周年を迎えたばかり。
フランソワさんの『THE LOT RADIO』に込めた想いとは?
私はもともとフリーランスのカメラマンとして働いていたのですが、なにより音楽が大好きで、NYに住んで5年間、頻繁にコンサートやクラブに足を運び気づけばNYの音楽シーンに精通していました。そうしているうちに、本来の仕事がだんだん面白くなくなってしまったんです。
そんなある日ブルックリンを散歩してると、道を2つに割る三角形の空き地に辿り着きました。ここは過去40年もの間、放棄されていたのですが、ラッキーなことに「貸出し=リース」の看板が掲げられていたのです!それを見た瞬間「ここにラジオ局を開局しよう!」そうひらめきました!このアイディアはとても明確で、私には、なぜか実現できる自信がありました。
NYに5年も住んでいたのに、ロンドンのNTS RADIOやアムステルダムダムのオンライン・ラジオ局にチューン・インしていた私は、ニューヨークに同じようなインターネット・ラジオ局が存在しないのなら自分で作ればいい!そう思ったんです。そして、5年の歳月を経てすっかりニューヨーカーになっていた私には、そのプロジェクトをスタートする知識があったのです。
ゼロからのスタートでしたが、ラジオ業界の経験が一切なかったことはある意味、プラスになったと思っています。なぜなら、運営資金をどうやって集めるかと悩むのではなく、自分たちでまわしていくラジオ局をつくることにフォーカスできたからです。
そしてたくさんのアイディアを出し合った結果、近所の人たちが立ち寄れるような小さなカフェを敷地内に作ることにしました。私たちはこのカフェを「KIOSK (キオスク)」と呼んでいるのですが、このKIOSKの利益をラジオの運営資金にするシステムを考え出しました。
中古の20フィート型運送用コンテナを購入しデザインに時間をかけましたが、何より時間がかかったのは、コンテナをこの場所に置くための承諾を得ることです。9ヶ月の歳月を経て、コンテナはこの場所にやってきました。
「THE LOT RADIO」は、ラジオ局を運営するために、KIOSKというカフェを運営するというハイブリッドな企画です。この方法はラジオだけでなく、他の文化プロジェクトでも生かしていただける方程式だと思っています。補助金を求めるのではなく自分たちで資金も作っていく!最初はどうなるのかは見えませんでしたが、3周年を迎えた今、このプロジェクトの成功を証明できたと思っています。

ニューヨーク在住のミュージシャン、ex:CIBO MATTOのハトリ・ミホさん。アメリカ ニューヨークの「ヘルシア・プレイス」にフォーカス。
エンターテイメントシーンの中心として、常にアート・ムーヴメントが生まれ、世界のハブとして躍動する街 ニューヨーク。そんなニューヨークの街に生まれた「ヘルシア・プレイス」…「Pioneer Works」とは?
Pioneer Worksは、ブルックリンのレッドフックというエリアにある非営利文化センター。19世紀の鉄工所だったという広大な空間を改装した建築物の中には、ギャラリーやラボ、ワークショップを提供するスペースがあり、アーティストやミュージシャン、サイエンティストに活動の場を無料で提供しています。アウトドアスペースや書店もあり、クリエイターたちが集う芸術発信の場、そしてコミュニティ・スポットとなっているんだとか。
そして、そんなPioneer Worksから生まれたハトリ・ミホさんのNewプロジェクトが、『MISS INFORMATION』。Pioneer Worksから声がかかりスタートしました。 音源制作からレコードのアートワークまで、すべてPioneer Worksの協力のもと制作され、アルバム『SCENERY』が完成されました。
『MISS INFORMATION』とは? ニューヨークのパブリックマインドとは?
前から考えていたコンセプトがあって、それはとても日本的な考えで「もしも情報が女性だったら?」と擬人化したもの。考えていたことは「東洋である」ということ。自分は日本人であり、アジア人であるという意識が体の中にあるので、それをもう少し深く考え、シルクロードのことについて勉強し、情報が東洋と西洋が初めて関わった時代などを想像しながら過去を掘り返すと共に、そこからフューチャーリスティックなアイデアを出したかった。そういう意味で私にとってサイファイなプロジェクトでした。
みんな楽しいことが好きだというエネルギーは、まだあると思うし、何かしらみんな求めている。 でも今は探さないとって感じかな。ただ待っているだけじゃ入ってこないから、そういった意識のある人は絶対に、自分のコミュニティ…居場所は見つかると私は思っています。

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